No. 01
About this Bookstore
この書店について
昼はZINE、夜はすき焼き。山形駅前に潜む、アナーキーな二毛作地帯
山形駅前の喧騒を抜け、ビルの2階へ足を踏み入れると、そこには少し不思議な空間が広がっている。
壁一面にズラリと並ぶのは、新刊や古本、そして個人の偏愛と熱量がそのまま閉じ込められたような「ZINE」の数々。

一見するとセンスの良い独立系書店なのだが、時計の針が17時を回ると、この空間は全く別の顔を覗かせる。
実はここ、夜は「本と肉と酒 燕屋百聞」というすき焼き屋として営業しているのだ。
昼間は『日々の百 books』としてディープなカルチャーを掘る場所でありながら、夜になれば本棚を背に上質な山形牛のすき焼きをつつめるという、とんでもなく贅沢でアナーキーな二毛作スタイル。

大々的な告知はあえてせず、「え、以前からありましたけど?」というスタンスで静かにオープンしたという店主の姿勢も、なんだか肩の力が抜けていて非常にいい。
綺麗にラベリングされた本屋もいいが、肉の匂いとZINEのインディペンデントな熱気が交差するこの場所には、予定調和を嫌う大人たちを惹きつける強烈な「バグ」がある。
山形を訪れたなら、この昼と夜の境界線が溶け合う独特のグラデーションを、肌で味わってみてほしい。
(画像元:やまがたぐらし WEBサイトより引用)
本と肉と酒 燕屋百閒(ツバメヤヒャッケン)
店名は燕三条の鋳物と作家・内田百閒に由来。カウンターのみの個性的な空間で、A5ランクの山形牛リブロースのすき焼きを楽しむことができます。お酒に合うおつまみも充実しており2軒目の利用にもぴったり。コース有り。
営業時間:17:00 〜 22:00